SPSS Statistics Version28

SPSS27

 IBM SPSS Statistics 最新バージョン「28.0.1」

2021年11月10日より、IBM SPSS Statistics「28」をさらに機能強化したマイナーバージョンアップ(リビジョンアップ)版として、IBM SPSS Statistics 「28.0.1」が利用可能になりました。IBM社のPA(パスポート・アドバンテージ)オンラインよりダウンロードでき、PAによる保守契約に加入されているお客様は、無料でバージョンアップを行っていただくことができます。保守サービスが失効しているお客様は、新規保守サービスをお申込みいただくことでバージョンアップ可能です。
v28では新機能として、複数の研究を統合解析するメタ分析に対応し、検定力分析が強化され、出力とシンタックスを統合するWorkbook機能が追加されました。また、t検定に片側有意確率を出力、2元配置分散分析における単純主効果検定のGUI化なども実装されています。その他、既存のデータ処理・統計解析機能に加え、以下の追加・拡張が行われています。(過去3世代のSPSSバージョンアップの変遷


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 SPSS 28 – メタ分析

IBM SPSS Statistics Base

メニュー:「分析」>「メタ分析」

複数の研究結果をエビデンスとして統合解析して、信頼性の高い結果を算出するメタ分析(Meta-Analysis)に対応しました。リサーチクエスチョンに基づいた先行研究を網羅的に集めてメタ分析用のデータセットを用意できれば、GUIの指定で簡単にメタ分析を実行することができます。固定効果とランダム効果の指定や、効果量(コーエンのd(Cohen’s d)、ヘッジズのd(Hedges’ g)、グラスのΔ(Glass’ Δ)の選択も簡単で、分析結果のフォレストプロットやバイアスの評価のためのファネルプロットもチェックボックス1つで出力することができます。

spss-メタ分析

 SPSS 28 – 検定力分析の強化

IBM SPSS Statistics Base

メニュー:[分析] > [検定力分析]
検定力分析(power analysis)は、統計的検定におけるサンプルサイズや検出力を分析することができます。v27から新たに「分析」メニューに追加され、t検定、一元配置分散分析、二項検定、相関分析、単回帰分析に対応しています。さらにv28からは、サンプルサイズ推定の際の検定力(検出力)として複数の値をグリッドで指定できるようになりました。サンプルサイズの事前設計や、事後的な検出力の計算などが容易になっており、効果量の出力、メタアナリシスとの連携でより使いやすくなっています。また、v28.0.1ではサンプルサイズと検定力の指定方法が明確になり、差の大きさとして効果量を直接指定することができるようになりました。

spss-検定力分析

 SPSS 28 – Workbook形式の追加

IBM SPSS Statistics Base

メニュー:[編集] > [オプション] > [全般]タブ
出力ビューアとシンタックスエディタが統合されたworkbook形式により、出力ビューア上で直接シンタックスを編集して実行できるようになりました。workbookでシンタックスを実行すると、従来のように出力結果が追加されるのではなく、既存の出力が更新されるため、後からグラフだけ追加したり出力する統計量を変更したりなど、シンタックスエディタとの画面の切り替えを必要とせず、柔軟・効率的に分析作業を進めることができます。この機能はデフォルトでは有効になっていないため、オプション画面で設定を変更すると使用できます。

spss-workbook

 SPSS 28 – リレーションマップの追加

IBM SPSS Statistics Base

メニュー:[グラフ] > [関係マップ]
リレーションマップは、Webグラフ(蜘蛛の巣グラフ)とも呼ばれ、変数間の関連を視覚化する探索的なグラフの1つです。関係の強さを線の太さで、度数を●の大きさで表すことができ、購買や症状などの共起分析、関連のある変数の探索などに活用することができます。表示する値の条件や欠損値の扱いなども簡単に指定できる設定画面や編集画面が用意されています。

spssグラフ

 SPSS 28 – 単純主効果の検定のGUI実装

IBM SPSS Advanced Statistics

メニュー:[分析] > [一般線型モデル] > [1変量]
従来のSPSSでは、単純主効果の検定を実行するためにはシンタックスの編集が必要でしたが、v28からはダイアログボックス上で直接指定することができ、シンタックスの編集作業から解放されます。被験者間の分析だけではなく、反復測定の分析でも必要に応じて単純主効果の検定をチェックボックス1つで指定できるようになっています。

spss単純主効果

 SPSS 28 – 出力のピボット機能強化

IBM SPSS Statistics Base

v27.0.1で追加されたテーブル編集のツールバーの強化に加え、さらに出力テーブルの編集の手順が簡略化され、サイドパネルに編集画面が表示されるようになりました。従来は編集対象のテーブルをダブルクリックしてから、さらにプロパティメニューを開く必要がありましたが、サイドパネルの新機能によって、テーブルやセルのプロパティをより簡単に編集でき使いやすくなりました。

spss

 SPSS 28 – その他の機能拡張

IBM SPSS Statistics Base、Regression、Advanced Statistics

t検定の出力結果に片側有意確率を直接出力、図表ビルダーの機能強化、カテゴリ変数のダミーコード化における参照カテゴリの変更(最後から最初)など、既存機能にも拡張が見られます。例えば、参照カテゴリのデフォルト設定は、Cox比例ハザードモデルで2値変数を使用する際に解釈が逆転する注意点がありましたが、この改良によって解消されます。また、v28.0.1では混合モデルにおける疑似R2乗の出力に対応し、拡張ハブによる機能追加によってカーネルリッジ回帰に対応しています。

spss28

 ソフトウェア価格について

このバージョンアップによるソフトウェアの価格に変更はございません。2021年11月10日以降の新規購入は最新バージョン「28.0.1」でご案内させていただいております。新規購入費用についての詳細は、WEBお見積りフォームよりお気軽にお問合せください。

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 バージョンアップについて

IBM SPSS Statistics をご購入済みで、PA(パスポート・アドバンテージ)による保守サービスが有効なお客様は、追加の費用をご負担いただくことなく【無料】でバージョンアップいただけます。弊社よりご購入いただいているお客様へは、順次バージョンアップ手順をご案内させていただいております。保守サービスの有無や期限、保守サービスへの再加入などについては、弊社担当営業またはご購入元の販売代理店にお問合せください。

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スタッツギルド株式会社 SPSSセールス&マーケティング部
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