SPSSバージョン比較
IBM SPSS Statisticsのバージョンアップと新機能比較

SPSSは、1968年に開発されてから50余年、新しい分析手法やより使いやすいユーザーインターフェース、その他の様々な新機能や便利機能に対応するバージョンアップを重ねることで、進化を遂げてきました。最近では、効果量(effect size, ES)、検定力分析(Power Analysis)、メタアナリシス(Meta Analysis)など重要な分析手法に次々と対応し、APA形式に準拠し、出力や図表もより見やすく、編集しやすい機能強化がなされています。
SPSSバージョンアップの変遷
IBM SPSS Statisticsの直近 3バージョン(v26・v27・v28)のメジャーバージョンアップは、およそ1年に1回の頻度で行われており、重要な分析手法が新機能として追加されています。また、v28.0.1のようにマイナーバージョンアップ(リビジョンアップ)による機能拡張や不具合修正が行われる場合もあります。

26 | 27 | 27.0.1 | 28 | 28.0.1 | |
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リリース時期 | 2019年4月9日 | 2020年6月16日 | 2020年11月3日 | 2021年5月25日 | 2021年11月9日 |
主な新機能 | 分位点回帰分析 | 効果量検定力分析 | 母比率の検定 | メタアナリシス 関係マップ |
カーネルリッジ回帰 (拡張ハブ) |
主な機能強化 | ROC分析ベイズ統計一般化線型混合モデル | 図表テンプレート出力ビューア分位点回帰 | 信頼性分析相関係数の信頼区間ピボットテーブル編集グラフ編集 | 検定力分析Workdrive形式単純主効果の検定ピボットテーブル編集グラフ編集 | 検定力分析混合モデルの疑似R2乗 |
リリースノート | IBM Support | IBM Support | IBM Support | IBM Support | IBM Support |
その他 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
購入時の形態 | PA保守あり(推奨) | FCT保守なし |
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テクニカルサポート | 〇 | × |
無料アップグレード権 | 〇 | × |
アップグレード費用 | 初年度 0円 | 有料(SW定価の50~60%) |
アップグレード対象 | お問合せください | 3世代前まで |
保守更新(任意) | 継続(SW定価の約20%)新規(SW定価の約60%) | × |
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