IBM SPSS Statistics 29
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IBM SPSS Decision Trees

決定木分析による分類や予測モデルに対応

IBM SPSS Decision Treesは、Baseに追加するオプション製品で、ツリー・ベースの分類モデルを作成します。ケースをグループに分類したり、独立変数に基づいて従属変数の値を予測します。購買や契約データ、臨床データなど多くの分野で活用されています。

  • Decision Treesの認証が行われると、分類サブメニュー内にツリーメニューが追加され、決定木分析(ディシジョンツリー)の機能が使用できるようになります。

IBM SPSS Decision Trees オプションの主要な機能

ツリー図の作成
多数の独立変数から従属変数を分類するツリー図を作成します。視覚的な条件分岐により、どのようなルールが購買や疾病に至りやすいかを分析できます。分析手法として、CHAIDExhaustive CHAIDCRTQUEST の4つが利用可能です。
ツリー・エディター
ツリー図は、拡大・縮小、方向、フォントや色の変更などのグラフィカルな編集に対応します。大規模データや多数の独立変数によって、ツリー図が一画面に収まらない場合、ツリーマップを使用することで、ツリー図の全体像を確認しながら解釈の作業を進めることが可能です。
CHAID
Chi-squared Automatic Interaction Detection
CHAIDは、カイ2乗検定を使用してデシジョン・ツリーを構築する分類方法で、多分岐の分類ツリーを構成します。有意な独立変数に基づいて、従属変数をツリーに分割し、分類ルールと予測ルールを構成します。
CRT
Classification and Regression Tree
CRT()は、不純度に基づく手法で2分岐の分類ツリーを構成します。不純度は1つのカテゴリへの集中を測る統計量で、全て同じ値を持つターミナル・ノードは不純度が0になり、それ以上の分割は不要です。また、量的独立変数の分割点を探索する目的でも利用できます。
QUEST
Quick Unbiased Efficient Statistical Tree
QUEST()は、仮説検定を用いた手法で、2分岐の分類ツリーを構成します。この手法は、2値に分類するために、判別分析やK-Meansクラスター分析が用いられます。従属変数は、質的データに限定されます。
誤分類コスト
誤分類コストにより、カテゴリ従属変数の分類の誤りに重みを設定できます。例えば、心臓疾患の高リスクを低リスクと誤分類することは、低リスクを高リスクと誤分類するコストよりもずっと高いはずです。誤分類コストは、高リスクに該当するケースの予測精度を改善します。
選択規則とスコアリング規則
選択規則や分類/予測規則をIBM SPSS Statistics のシンタックス、SQL、プレーンテキストの形式で生成できます。これらの規則は、外部ファイルに保存することができ、新しいケースの予測やスコアリングに活用するために用いられます。
Decision Trees オプションでランダムフォレストはできますか?

IBM SPSS Decision Treesオプションで使用できる手法は、CHAID, Exhaustive CHAID, CRT, QUEST の4種類で、ランダムフォレストは用意されていません。ランダムフォレストは、IBM SPSS Modelerで実行可能です。

SPSS Decision Treesを含む推奨構成

推奨パックCでは、線型回帰分析や因子分析やクラスター分析などの基本的な統計分析から、ロジスティック回帰や反復測定分散分析、決定木分析や欠損値の多重代入法など多くの分析手法が使用できるようになります。

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StatisticsとModeler

ディシジョンツリーは、統計解析ソフトStatistics以外に、データマイニングソフトModelerにも豊富に機能が用意されています。特に、企業ユーザーの大規模データ分析では、Modelerが適している場合が少なくありません。ご不明な点はお気軽にお問合せください。

IBM ソリューションブログ

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