よくあるご質問
IBM SPSS Statistics FAQ
よくある代表的なご質問と回答例
IBM SPSS Statisticsについてこれまでお問合せ・ご質問をいただいた内容の中から、よくある代表的なご質問と回答の例をご紹介させていただきます。
ソフトウェアのご購入について
個人名義で購入することはできますか?
SPSSソフトウェアライセンスのご購入には、法人のご所属(企業、病院、大学、研究機関など)でのご登録が必要となり、個人様名義でのご購入はできません。
クレジットカードで支払うことはできますか?
申し訳ございませんが、ご請求書による銀行振込にのみ対応しており、クレジットカードでのお支払いには対応しておりません。
科研費で購入することはできますか?
弊社取り扱いのIBM SPSSライセンスは、【科研費(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)】でのご購入に対応しており、御見積書は基本的に即日ご案内致します。お支払いは請求書後払いとなり、納品時に「見積書」「請求書」「納品書」をご案内します。
詳しくは、科研費でのIBM SPSSご購入について をご確認ください。
ソフトウェア&サブスクリプションとは何ですか?
メーカー(IBM)から提供されるソフトウェアとその年間保守サービスのことです。保守サービスでは、メーカー提供のテクニカルサポートや保守期間内の無償バージョンアップをご利用いただけます。保守サービスは初年度のみ12か月間提供され、次年度以降は継続保守をご利用になる場合のみ提供されます。保守サービスが失効してもSPSSなどのソフトウェアは継続してご利用いただけます。
■ IBMメーカー保守サービスとは
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/maintenance
購入後、製品はどのように納品されますか?
ご購入の正式なお申込みとして必要書類をご提出いただいた後、5~7営業日を目安としてメーカー(日本IBM様)からお客様にソフトウェアをダウンロードするURLリンクとライセンスキーが記載されたE-Mailが送信されます。また、インストール用のDVDメディア (無償) をご用意することも可能です。
1ライセンスで何台までのPCにインストールできますか?
1ユーザー許諾ライセンス (Authorized User License) の場合は最大2台までのインストール(ライセンス認証)が可能です。例えば、同じユーザーが職場と自宅のコンピュータにインストールするといった両方のコンピュータを同じユーザーが使用している場合です。
同時に2台のコンピュータでソフトウェアを使用する場合には、2つの製品(2ライセンス)のご購入が必要となります。異なるユーザーが1ライセンスを共有するのはライセンス違反になりますのでご注意ください。
シングルユーザーライセンスのインストール台数
https://www.ibm.com/support/pages/node/433809
SPSS製品のライセンス形態『Authorized』 と 『Concurrent』
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/licensepattern
見積書・納品書・請求書の3点セットが必要ですが対応可能ですか?
PDF形式またはご郵送のいずれも対応可能です。お気軽にお問合せください。
アカデミック価格の適用条件を教えてください
アカデミック価格が適用されるご所属は以下の通りです。
※パスポート・アドバンテージ(PA)でのご契約となります
▪ 学校教育法第1条に従う、国公立および私立の小学校、中学校、高等学校、大学(短大含む)、大学院、高等専門学校、盲学校、聾学校、養護学校、幼稚園
▪ 上記の学校付属の病院、診療所、および臨床研修指定病院
▪ 学校教育法第82条の2に従う、専修学校(私立学校については学校法人格を有すること)
▪ 学校教育法第83条に従う、各種学校(私立学校については学校法人格を有すること)
▪ 地方教育行政に関する法律第2条に従う、教育委員会、教育センター、教育研究所
▪ 放送大学学園法に従う、放送大学
▪ 文部科学省が設置した、研究所、博物館、天文台、大学共同利用機関等
▪ 文部科学省以外の中央・地方官庁の管轄する大学校(防衛大学校、水産大学校、海上保安大学校など)、短期大学校、学校(消防学校、職業訓練校、警察学校など)
▪ 地方教育行政に関する法律第30条に従う、図書館、博物館、公民館、その他教育機関
■アカデミック・オプション/ガバメント・オプション
https://www-01.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?htmlfid=SWJ14038JPJA
SPSSのバージョンアップをしたいのですが
StatsGuild Inc.で取り扱っている製品は、初年度のIBMメーカー保守が付属しており、12か月の年間保守の期間内であれば無償でバージョンアップをご利用いただくことができます。製品ご購入時に保守が付属していれば、一度保守が失効した場合でも、保守に入り直すことでバージョンアップが可能です。
請求書はどのタイミングで発行されるのでしょうか
正式なご購入のお申し込みと必要書類のご提出後、メーカー(日本IBM様)からお客様にソフトウェアをダウンロードするURLリンクとライセンスキーが記載されたE-Mailが送信された後に、弊社から請求書(PDF形式またはご郵送)を発行させていただきます。お急ぎの場合は納品前に発行させていただくことも可能ですのでお気軽にご相談ください。
機能について
Custom Tablesオプションはどういう場合に必要になりますか?
単純な集計表ではなく、多くの変数を組み合わせたり階層構造にするような、より複雑な集計表や多重クロス集計表などを作成する場合に使用されます。出力するラベルをあらかじめ設定したり(例:「平均値」ではなく「mean」、「標準偏差」ではなく「SD」と表示させるなど)、レイアウトの指定を行ったりすることができ、表作成の手間や時間を省きたい場合に便利です。また、多重回答(マルチアンサー)項目を集計表に含めることができ、アンケート調査結果の集計を行う際によく利用されています。
■ IBM SPSS Statisticsによる統計解析【入門編C】カスタムテーブルによる集計
https://www.stats-guild.com/spss-e-learning/textbook
Exact Testsオプションはどういう場合に必要になりますか?
小サンプルでの検定機能が追加され、例えば、2×2よりも大きいクロス集計表におけるFisherの正確確率検定の適用が可能になります(2×2クロス集計表の場合はBaseのみで実行可能)。n数が比較的小さいデータを扱う場合にはあると便利なオプションです。
[製品] IBM SPSS Exact Tests
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/option-exact-tests
[研修] IBM SPSS Statisticsによる統計解析【初級編A】クロス集計表と平均値の検定
https://www.stats-guild.com/l-room/room02a
Advanced Statisticsのオプションでは何ができますか?
反復測定の分散分析や生存分析 (Kaplan-Meier、Proportional Hazard Modelなど)、混合モデルなどの分析手法を利用することができます。また、ポアソン分布やロジットなどのリンク関数を指定する一般化線型モデルの機能もAdvanced Statisticsのオプションで提供されております。
分析作業の履歴をログのように保存しておきたいのですが
シンタックスを利用することで可能です。Statisticsでは、メニューやツールボタンを利用する簡単な操作でデータ加工や分析を行いますが、その処理内容はバックグラウンドでシンタックスと呼ばれるコードに変換されて実行されています。シンタックスは分析時にボタンを利用することで簡単に記録可能です。または、ジャーナルファイルと呼ばれるログファイルにシンタックスを自動記録することができ、データ加工や分析を再現するログファイルとして利用できます。
PSマッチングはどのオプションが必要でしょうか?
傾向スコアマッチング(Propensity Score Matching)は、SPSS Statistics 22.0 からGUIで実行できるようになっています。傾向スコアの推定に用いられるロジスティック回帰分析および傾向スコアによるマッチングを行うには、基本ソフトの「Base」に加え「Regression」オプションのライセンスが必要です。
[製品] IBM SPSS Regression
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/option-regression
[TIPS] 傾向スコアによるマッチング
https://www.stats-guild.com/analytics/6879
支援サービスについて
自分でSPSSを使って分析できるようにするためのサービスはありますか?
研修会にご参加いただく方法のほか、研修会のスケジュールの都合がつきにくい、遠方にお住まいで教室までお越しいただくのが難しい場合は、弊社でご提供しているE-Learningコースをご利用いただく方法などがございます。または、市販の書籍などをご利用ください。
SPSS製品の使用法を学べる研修はありますか?
研修の会場やスケジュール、学習方法やご予算などにより柔軟にご対応いただけるよう複数の研修サービスが提供されています。
■ E-Learningコース <遠隔学習>
IBM SPSS Statisticsによる統計解析の方法や手順を学習できるWebコンテンツです。受講期間内は何度でも自分のペースで学習できるため、場所や時間をより柔軟にご活用いただけます。書き込み可能なTextbookが付属すため受講期間が終了した後も手元で活用できます。
対応製品:IBM SPSS Statistics
所要時間:1コース 6時間(期間中繰り返し受講可能)
目安費用:1コース 18,000円~ ※お得なパッケージもございます
資料:E-Learningコンテンツ、テキストブック
会場:ご自宅や職場など
詳細:https://www.stats-guild.com/spss-e-learning/courselist
■ SPSS Learning Room <集合研修+遠隔学習>
E-Learningと集合タイプ講義をブレンドしたスタイルの講習会です。前半はハンズオン形式の講義、後半は演習とQ&Aの構成です。E-Learningコンテンツは、Room終了後も60日間繰り返し利用でき、ご自宅や職場での復習に対応します。
対応製品:IBM SPSS Statistics
所要時間:1コース 4時間(E-Learningコースは60日間繰り返し受講可能)
目安費用:1コース 28,000円
資料:E-Learningコンテンツ、テキストブック
会場:新浦安
詳細:https://www.stats-guild.com/l-room
■ オンサイト研修 <集合研修>
お客様のセミナールームや教室にSPSS講師がお伺いしてハンズオン講習会を開催する、講師派遣型の研修サービスです。スケジュールもお客様のご都合に合わせて調整いただけます。
対応製品:IBM SPSS Statistics, IBM SPSS Modeler
所要時間:1日間~3日間
目安費用:1コース約300,000円(アカデミック約200,000円)
資料:テキストブック
会場:お客様ご指定の会場
詳細:https://www.stats-guild.com/seminar/onsite
SPSS製品のエラーやトラブルへの対応方法を教えてください
SPSS製品のエラーや不具合に関する対応は、以下のメーカー様のテクニカルサポートをご利用ください。年間保守サービス(サブスクリプション&サポート)をご利用のお客様はサポート窓口もご利用になれます。
SPSSテクニカル・サポート https://www.ibm.com/support/pages/spss-テクニカル・サポート
貴社テキストブックのみの購入は可能でしょうか?
誠に申し訳ございませんが、現在、テキストブックのみの販売は行っておりません。
その他について
PCの入替後、SPSS製品の再インストールは可能でしょうか?
保守サービスの有効期限が切れた後も製品を使用できますか?
保守サービス期間が終了した後、テクニカルサポートや無償バージョンアップはご利用いただけませんが、SPSSのソフトウェアは継続してご利用いただけます。
■ IBMメーカー保守サービスとは
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/maintenance
ModelerとStatiticsの違いは何ですか?
Statisticsは、仮説検証型の統計解析ソフトウェアで、仮説検定や信頼区間の計算など推測統計に関する手法が充実しています。マーケティングや顧客データ分析などビジネス領域でも利用されますが、どちらかというと医療や看護、社会学や心理学などの学術利用が多いです。データはExcelのようなシートに入力して、メニューやボタンから必要な機能を呼び出す使い方になり、基本的にはGUIベースの操作になりますが、分析の履歴はシンタックスと呼ばれるコードを保存しておく必要があります。
Modelerは、仮説発見型のデータマイニングソフトウェアで、予測モデルやクラスタリング、パターン認識のモデル作成などの機能が豊富で、Statisticsより大規模なデータを用いるビジネス系のデータ分析でよく用いられます。データ加工や前処理のプロセスはストリームと呼ばれる処理フローを視覚化したファイルとして作成・管理・共有することができ、分析の履歴をコードとして管理する必要がなく、初心者の方にも使いやすくかつ高機能を提供するソフトウェアです。