よくあるご質問

IBM SPSS Statistics

IBM SPSS Statisticsは、50年の歴史を持つ人気の統計解析ソフトウェアです。プログラミング不要のGUIで簡単に統計分析ができ、
データセットの管理がしやすく、グラフやテーブルの編集も簡単です。

製品について

Custom Tablesオプションはどういう場合に必要になりますか?

単純な集計表ではなく、多くの変数を組み合わせたり階層構造にするような、より複雑な集計表や多重クロス集計表などを作成する場合に使用されます。出力するラベルをあらかじめ設定したり(例:「平均値」ではなく「mean」、「標準偏差」ではなく「SD」と表示させるなど)、レイアウトの指定を行ったりすることができ、表作成の手間や時間を省きたい場合に便利です。また、多重回答(マルチアンサー)項目を集計表に含めることができ、アンケート調査結果の集計を行う際によく利用されています。

オンライントレーニング【入門編C】カスタムテーブルによる集計
https://www.stats-guild.com/spss-e-learning/courselist/el13

Exact Testsオプションはどういう場合に必要になりますか?

小サンプルでの検定機能が追加され、例えば、2×2よりも大きいクロス集計表におけるFisherの正確確率検定の適用が可能になります(2×2クロス集計表の場合はBaseのみで実行可能)。n数が比較的小さいデータを扱う場合にはあると便利なオプションです。

オプション製品
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/option-exact-tests

Advanced Statisticsのオプションでは何ができますか?

反復測定の分散分析や生存分析 (Kaplan-Meier、Proportional Hazard Modelなど)、混合モデルなどの分析手法を利用することができます。また、ポアソン分布やロジットなどのリンク関数を指定する一般化線型モデルの機能もAdvanced Statisticsのオプションで提供されております。

オプション製品
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/option-advancedstatistics

Missing Values オプションはどんなときに必要でしょうか?

どの程度の分析手法を想定されるかによりますが、Baseに含まれる基本的な分析手法、サンプルサイズ計算、メタアナリシスに加え、各オプションで反復測定、混合モデル、ロジスティック回帰、生存分析など多くの手法がカバーされています。

メディカルモデルとの対応を教えてください

メディカルモデルは推奨パックの各構成に対応します。推奨パックA(メディカルモデル・エントリー)、推奨パックB(メディカルモデル)、推奨パックC(メディカルモデル・プロフェッショナル)です。

PremiumにAmosは含まれますか?

はい、バンドル製品のPremiumはSPSS製品のフルオプションでAmosも含まれます。

推奨パックにはBaseが含まれていますか?

はい、Baseが含まれています。推奨パックやStandardなどのバンドル製品は、Baseに加えてオプション製品が含まれています。

Baseだけでどの分析手法が使えますか?

データ入力、Excel読込み、データ加工機能、記述統計量、グラフの作成と編集、出力のエクスポート等の基本機能に加え、回帰分析、因子分析、クラスター分析、クロス集計表、t検定、一元配置分散分析、ノンパラメトリック検定、ROC曲線などが実行できます。

Base のみでできない例として、ロジスティック回帰分析(Regression)、生存分析(Advanced Statistics)、コレスポンデンス分析(Categories)、ディシジョンツリー(Decision Trees)、欠損値の多重代入法(Missing Values)などが挙げられます。

IBM SPSS Statistics Base の機能
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/stats-base

推奨パックに個別のオプション追加は可能でしょうか?

可能です。例えば、推奨パックAに Exact Tests オプションを追加可能です。ただし、IBM ソフトウェア標準のパスポート・アドバンテージ(PA)による保守ありのSPSSが前提となります。例えば、生協様や他社様でご購入の保守なしのSPSS製品を混在して追加することはできません。

推奨パックAとStandardの違いを教えてください。

Standard は推奨パックAに、Custom Tables オプションが追加された構成です。推奨パックAに個別に追加するよりStandard の方が価格メリットがあります。詳細はお見積りでご案内させていただきます。

推奨パックCでよくある医療統計はカバーされますか?

どの程度の分析手法を想定されるかによりますが、Baseに含まれる基本的な分析手法、サンプルサイズ計算、メタアナリシスに加え、各オプションで反復測定、混合モデル、ロジスティック回帰、生存分析など多くの手法がカバーされています。

PSマッチングはどのオプションが必要でしょうか?

傾向スコア推定でよく使用されるロジスティック回帰分析を行う場合は、基本ソフトの「Base」に加え「Regression」オプションのライセンスが必要です。

オンライントレーニング【中級編A】傾向スコアによる分析
https://www.stats-guild.com/spss-e-learning/courselist/el31

分析作業の履歴をログのように保存しておきたいのですが

シンタックスを利用することで可能です。Statisticsでは、メニューやツールボタンを利用する簡単な操作でデータ加工や分析を行いますが、その処理内容はバックグラウンドでシンタックスと呼ばれるコードに変換されて実行されています。シンタックスは分析時にボタンを利用することで簡単に記録可能です。または、ジャーナルファイルと呼ばれるログファイルにシンタックスを自動記録することができ、データ加工や分析を再現するログファイルとして利用できます。

購入について

SPSS製品を購入したいのですが手続きを教えてください

Webフォームからお見積もりをご依頼ください。内容に応じてお値引きを反映したお見積書を作成させていただき、E-Mailでご案内させていただきます。お見積りから納品、お支払の流れは以下をご参考ください。

ご購入の流れ
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/flow

アカデミック価格の適用条件を教えてください

大学や臨床研修指定病院、文部科学省が設置した研究所などが該当します。

臨床研修指定病院に該当するか分かりません

お見積りのご用命の際にお気軽にお問合せください。確認のうえ適用可否についてご案内させていただきます。

個人名義で購入することはできますか?

SPSSソフトウェアライセンスのご購入には、法人のご所属(企業、病院、大学、研究機関など)でのご登録が必要となり、個人様名義でのご購入はできません。

1ライセンスで何台までのPCにインストールできますか?

1ユーザー許諾ライセンス (Authorized User License) の場合は最大2台までのインストール(ライセンス認証)が可能です。例えば、同じユーザーが職場と自宅のコンピュータにインストールするといった両方のコンピュータを同じユーザーが使用している場合です。同時に2台のコンピュータでソフトウェアを使用する場合には、2つの製品(2ライセンス)のご購入が必要となります。異なるユーザーが1ライセンスを共有するのはライセンス違反になりますのでご注意ください。

シングルユーザーライセンスのインストール台数
https://www.ibm.com/support/pages/node/433809
ソフトウェア&サブスクリプションとは何ですか?

メーカー(IBM)から提供されるソフトウェアとその年間保守サービスのことです。保守サービスでは、メーカー提供のテクニカルサポートや保守期間内の無償バージョンアップをご利用いただけます。保守サービスは初年度のみ12か月間提供され、次年度以降は継続保守をご利用になる場合のみ提供されます。保守サービスが失効してもSPSSなどのソフトウェアは継続してご利用いただけます。

IBMメーカー保守サービスとは

https://www.stats-guild.com/ibm-spss/maintenance
価格を教えてください

構成やライセンス数、お客様のこれまでの導入実績などによって異なります。お値引きや支援サービスをを反映したお見積書にてご案内しますので、お気軽にお見積りをお問合せください。

Windows版とmacOS版の価格の違いは?

価格や機能は変わりません。購入時にどちらかを指定いただくわけではなく、Windows版とmacOS版の両方をダウンロードして自由に選択いただけます。

医局の数名でSPSSを使用したいですが

3名様以上の場合はConcurrentライセンスに価格メリットがあります。ただし、同時に使用できる人数が限られ、学会前などのピーク時に不便になることがありますので、Authorizdedライセンスの方が便利になることも少なくありません。人数、用途、ご予算等に応じてご検討いただき、詳細はお気軽にお問合せください。

SPSS購入後、PCを買い替えた場合は?

ライセンスの認証取消のお手続きによって、新しいPCにSPSSを移行することができます。このお手続きに保守サービスは必須ではありません。

■ SPSS製品の再インストールと再認証
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/faq-111101

DVDの納品は可能でしょうか?

はい、ダウンロード版として納品されますが、インストール用のDVDの納品が可能です。お見積りの際にご希望をお知らせください。

ダウンロードURLが分からなくなりました

IBM社のパスポート・アドバンテージ・オンライン(PAO)よりダウンロードいただけます。サインインできない、ダウンロードファイルが分からないなどお困りの場合は、ご購入時の担当営業にお問合せください。

■ パスポート・アドバンテージ・オンライン
https://www.ibm.com/software/jp/passportadvantage/pao.html

SPSSのバージョンアップをしたいのですが

初年度のIBMメーカー保守が付属しており、12か月の年間保守の期間内であれば無償でバージョンアップをご利用いただくことができます。製品ご購入時に保守が付属していれば、一度保守が失効した場合でも、保守に入り直すことでバージョンアップが可能です。

オプションを後から追加できますか?

基本となる Base をお持ちで同じ契約形態であれば、後から Exact Tests や Missing Values などのオプションを追加することができます。推奨パックや Standard などのパッケージ構成に追加することも可能です。ただし、お持ちのバージョンが古い場合は、新規購入が必要な場合があります。また、販売代理店独自の形態の場合、購入した代理店からしかオプション追加ができなくなる場合がありますのでご注意ください。

自分1人が使用するだけですが、Authorizedで良いでしょうか。

はい。1ユーザーのみでのご使用の場合は、標準のAuthorizedライセンスです。法人や部署単位で、特に3名様以上の複数ユーザーでのご使用の場合は、Concurrentライセンスが選択肢にあがります。

学生版のSPSSはありますか?

Grad Pack と呼ばれる学生版ライセンスがあります。学生専用の期限付ライセンスですので、教職員の方は利用できません。

IBM SPSS Grad Pack
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/ibm-spss-grad-pack

動作環境について

macOS 14.0 (Sonoma)は対応していますか

最新のv29.0.2(2023年12月18日よりダウンロード開始)で正式対応しています。

v29.0.1以前は未対応であり、Interim Fixes(暫定修正)の適用によって起動できるようになります。Interim Fixes の適用はファイルを1つ入れ替える手順です。詳細は以下のURLおよびダウンロードされるreadme.txt(英語)でご確認ください。ダウンロードにはIBM idが必要です。

■ SPSS Statistics Doesn’t Run on Sonoma (macOS 14.0) – Fix Available (2023/10/13)
https://www.ibm.com/mysupport/s/defect/aCI3p0000004Khs/dt243265?language=en_US

ダウンロードした暫定修正ファイル「libplatdep.dylib」を「”/Applications/IBM SPSS Statistics/SPSS Statistics.app/Contents/lib/”」ディレクトリ内の「libplatdep.dylib」と置き換えます。「IBM SPSS Statistics」以下のディレクトリは「SPSS Statistics」を右クリックして「パッケージの内容を表示」すると参照できます。

Interim Fixesは緊急性が高い問題へ対応するための暫定修正です。SPSSの新規購入の場合はv29.0.2をご検討ください。

Microsoft SQ CPU 搭載のPCでの利用は可能ですか?

Microsoft Surface に搭載されているMicrosoft SQ CPUのPCでは動作致しませんので、Intel社 もしくは AMD社 CPU 搭載のPCでのご利用をご検討ください。

古いバージョンのOSはいつまで動作環境として含まれますか?

既にサポートが終了している古いOSの場合は、動作環境に含まれる場合でもサポートが出来ない場合が御座います。詳細は、IBM Software Product Compatibility Reportsでご確認ください。

保守サービスについて

保守サービスの有効期限が切れた後も製品を使用できますか?

保守サービス期間が終了した後、テクニカルサポートや無償バージョンアップはご利用いただけませんが、永久ライセンスのSPSSは現在の動作環境において継続してご利用いただけます。

SPSS製品のエラーやトラブルへの対応方法を教えてください

SPSS製品のエラーや不具合に関する対応は、保守サービスで提供されるIBMテクニカルサポートをご利用ください。年間保守サービス(サブスクリプション&サポート)が有効なお客様は無料でご利用になれます。初年度は12か月の保守サービスがライセンスに付帯しています。

IBMテクニカルサポート
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/guide-spss-ibmsupport

保守は後から加入できますか?

保守付きライセンスは一度保守が失効しても後から再加入可能ですが、保守なしで購入した場合は原則として後から保守サービスを付けることはできません。初回購入時に保守付きライセンスをご購入いただくことをお奨めします。

保守サービスは必須でしょうか?

初年度は12か月の保守サービスがライセンスに付帯しています。購入後すぐに最新バージョンが変わってしまったり、トラブル時に問合せ先に迷うことのないよう、保守サービスをお奨めします。安定利用ができていれば次年度の保守更新はお見送りいただくことが可能です。

事務手続きについて

見積書・納品書・請求書の3点セットが必要ですが対応可能ですか?

PDF形式またはご郵送のいずれも対応可能です。お気軽にお問合せください。

請求書はどのタイミングで発行されるのでしょうか

正式なご購入のお申し込みと必要書類のご提出後、メーカーからお客様にソフトウェアをダウンロードするURLリンクとライセンスキーが記載されたemailが送信された後に、弊社から請求書(PDF形式またはご郵送)を発行させていただきます。お急ぎの場合は納品前に発行させていただくことも可能ですのでお気軽にご相談ください。

クレジットカードで支払うことはできますか?

申し訳ございませんが、ご請求書による銀行振込にのみ対応しており、クレジットカードでのお支払いには対応しておりません。

科研費で購入することはできますか?

弊社取り扱いのIBM SPSSライセンスは、【科研費(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)】でのご購入に対応しており、御見積書は基本的に即日ご案内致します。お支払いは請求書後払いとなり、納品時に「見積書」「請求書」「納品書」をご案内します。詳しくは、科研費でのIBM SPSSご購入について をご確認ください。

https://www.stats-guild.com/ibm-spss/research-funding-purchase

導入後の活用について

SPSS製品の使用法を学べる研修はありますか?

SPSS製品の基本操作から応用までを学べるオンライントレーニングがございます。また、ご要望に応じてカスタマイズしたオンサイト研修も提供しております。Q&Aを含むナレッジサービス「SPSS QLINIC」ではサブスクリプションで全コースを受講いただけます。

オンライントレーニング
https://www.stats-guild.com/spss-e-learning/courselist

オンサイト研修
https://www.stats-guild.com/onsite

SPSS QLINIC(クリニック)
https://www.stats-guild.com/spss-qlinic

テキストブックのみの購入は可能でしょうか?

トレーニングコースのテキストブック単体の販売は行っておりません。オンラインコースやオンサイト研修をご受講いただくことで、テキストブックをご利用いただけます。また、SPSS QLINICでは、電子書籍のテキストブックが全コース閲覧できるほか別売としてテキストブックをご購入いただけます。

SPSS QLINIC(クリニック)
https://www.stats-guild.com/spss-qlinic

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