分析支援サービス
IBM SPSSを利用したデータ分析、情報活用支援

プライバシーマーク

出力時ラベルのオプション設定 / Statistics

公開日:  最終更新日:2018/08/17   SPSS TIPS Statistics 
IBM SPSS Statisticsでは、個々の測定項目である変数(変量)の識別のために、変数名と変数ラベルの2つの情報を活用することができるようになっています。SPSSでの変数名はアルファベットや日本語を用いることができますが、他の変数と重複しないユニークな名称にする必要があり、統計分析やグラフ作成の際に指定しやすいように簡潔に定義することが重要です。さらに、変数の補足説明として変数ラベルを設定することで、該当する変数がどのようなデータを含むかの追加情報を与えることができるようになります。例えば、下記の例では、変数名「Gender」に変数ラベルとして「性別」が定義されています。

SPSS変数ビュー

統計分析を実行した結果として、テーブルに変数の名前とラベルのどちらを表示するかは、SPSSのオプション設定によって自由に変更可能です。

オプション画面での変数表示の設定方法
(1)「編集」メニューの「オプション」を選択します。
(2)「出力」タブを選択します。
(3)「ピボットテーブルのラベル付け」の設定を確認します。

SPSS全般オプション設定

ラベル中の変数の表示では、「ラベル」「名前」「名前とラベル」の3つの方法から指定を行います。初期設定は「ラベル」に設定されており、変数ラベルが出力テーブルに表示されることになります。「名前」を指定すると変数名が表示され、「名前とラベル」を設定しておくと変数名と変数ラベルの両方が出力されます。

ラベル中の変数の表示

以下は「ラベル中の変数の表示」を「ラベル」で出力した度数分布表です。
変数のラベルが表示されているため「性別」と出力されています。

SPSS度数分布表

以下は「ラベル中の変数の表示」を「名前」で出力した度数分布表です。
変数の名前が表示されているため「Gender」と出力されています。

SPSS度数分布表

以下は「ラベル中の変数の表示」を「名前とラベル」で出力した度数分布表です。
変数の名前とラベルの両方が表示されているため「Gender 性別」と出力されています。

SPSS度数分布表

アンケート調査データの例であれば、変数名に設問番号、変数ラベルに設問内容を入力しておくと、名前とラベルの両方を表示するように設定しておくことで、「Q1 年齢」「Q2 性別」「Q3 職業」などのように出力できるでしょう。変数名と変数ラベルのどちらを表示して分析を進めるか、結果をレポートするかによって簡単に出力方法を変更できるためSPSSの便利な機能の1つとして活用されています。

なお、SPSSのオプション画面での設定変更は出力済みの既存のテーブルやグラフには反映されず、新しく出力するテーブルやグラフから反映されます。また、変数ラベルの使用は任意であり、ラベル設定がなくても分析等には影響がありませんので、補足説明としてのラベル情報が必要な場合にのみ設定すれば十分です。

目的や使い方、用途に応じて、IBM SPSS製品を有効にご活用いただき、課題解決・価値創造にお役立てください。

■ E-Learningコース
SPSSによる統計解析を学習するための ハンズオン形式のE-Learningコース(Textbook付属)
http://www.stats-guild.com/spss-e-learning-textbook

■ SPSS講習会 SPSS Learning Room(E-Learning+講習会+QA)
E-Learningと集合タイプ講義をブレンドしたスタイルの講習会
https://www.stats-guild.com/spss-learning-room

■ IBM SPSS Statistics Base
IBM SPSS Statisticsによるデータ入力、読込み、データ加工、基本統計量の出力、推測統計(仮説検定・信頼区間)、回帰分析、因子分析、クラスター分析、分散分析、グラフ作成、外部ファイルへのエクスポート、拡張機能などを有する基本モジュール
http://www.stats-guild.com/ibm-spss

PAGE TOP ↑