スタッツギルド

IBM SPSS Statistics 27

UI拡張、効果量の出力、パワーアナリシスに対応して新登場

  • Windows版
  • macOS版
  • 初年度12か月保守付き
  • ダウンロード/DVD

IBM SPSS Statistics 27.0.1

2020年6月16日 v27 リリース
2020年11月3日 v27.0.1 リリース

2020年11月より、IBM SPSS Statistics「27」をさらに機能強化したマイナーバージョンアップ(リビジョンアップ)版として、IBM SPSS Statistics 「27.0.1」が利用可能になりました。IBM社のPA(パスポート・アドバンテージ)オンラインよりダウンロードでき、PAによる保守契約に加入されているお客様は、無料でバージョンアップを行っていただくことができます。保守サービスが失効しているお客様は、新規保守サービスをお申込みいただくことでバージョンアップ可能です。

IBM SPSS Statistics 27
有効な保守サービスで無償バージョンアップ

SPSS v27の新機能

「27」では、Windowsユーザー・インターフェイスにライトテーマが適用され、全体的に明るい色合いの仕様になっています。新機能として、効果量の出力、検定力分析、重み付きカッパ統計量などに対応し、Data PreparationオプションとBootstrappingオプションの2つが基本機能としてBaseに統合されました。その他、既存のデータ処理・統計解析機能に加え、以下の追加・拡張が行われています。

SPSS 27 Base

効果量

差の大きさや関連の強さを示す統計量

分析 > 平均の比較 > 1サンプルのt検定/独立したサンプルのt検定/対応のあるサンプルのt検定/一元配置分散分析

効果量の出力

効果量(effect size)は、平均値の差の大きさや関連の強さを表す統計量の1つで、データ数や単位に関係なく効果の大きさを評価することができます。そのため、サンプルサイズの影響を受ける仮説検定や推定と併せて効果量による評価が用いられます。V27から平均値の差の大きさを表す効果量として、t検定ではコーエンのd(Cohen's d)、ヘッジズのd(Hedges' g)、グラスのΔ(Glass' Δ)、一元配置分散分析ではイータ2乗、イプシロン2乗、オメガ2乗が出力できるようになりました。

SPSS 27 Base

コーエンの重み付けカッパ係数

2つの評価間の一致度

分析 > 尺度 > 重み付けカッパ

コーエンの重み付けカッパ係数

カッパ係数(kappa coefficient)は、同じ対象に対して2つの評価間の一致度を表す場合に用いられる統計量の1つで、順序尺度の一致度調べる場合に重み付けカッパ係数を使用します。IBM SPSS Statisticsで出力できるコーエンの重み付けカッパ係数(Cohen's weighted kappa coefficient)には、1次の重み付け、2次の重み付けがあり、不一致率をより強く表す場合に用いられます。V26以前は拡張機能を使って「STATS_WEIGHTED_KAPPA」モジュールの追加が必要でしたが、V27からデフォルトの「分析」メニューから利用することができます。

SPSS 27 Base

パワーアナリシス(検定力分析)

サンプルサイズの計算

分析 > 検定力分析

検定力分析

統計的検定では、サンプルサイズ、有意水準、効果量、検出力が検定結果に影響を与え、サンプルサイズが小さすぎると実際には差があるのに「差がない」と判定したり、サンプルサイズが大きすぎると実際にはほとんど差がないのに「差がある」と判定したりするケースが起きえますので、研究計画の段階で適切なサンプルサイズや検出力を検討しておくことが重要です。検定力分析(power analysis)は、統計的検定におけるサンプルサイズや検出力を分析することができます。V27から新たに「分析」メニューに追加され、t検定、一元配置分散分析、二項検定、相関分析、単回帰分析に対応しています。

SPSS 27 Regressionオプション

分位点回帰の拡張

分位点での予測値

分析 > 回帰 > 4分位

分位点回帰の拡張

通常の回帰分析では、xが与えられたときのyの条件付き平均値を予測しますが、分位点回帰(Quantile Regression)では、25%分位、50%分位、75%分位などの分位点を予測値として求めることができます。IBM SPSS Statistics V26 の新機能として導入され、V27では新たに機能拡張が行われ、設定ダイアログボックスから複数の分位点を一度に指定できる機能が追加されました。

SPSS 27 Base

散布図の拡張

バブルチャート

グラフ > 図表ビルダー

バブルチャート

バブルチャートは、横軸、縦軸、点(ドット)の大きさから3つの要素を1つのグラフで表すことができ、順序尺度やスケールの変数に対応しています。V27では散布図の機能拡張が行われ、バブルチャートが追加されました。

SPSS 27 Base

図表テンプレートの改良

複数のテンプレートからの選択

グラフ > 図表ビルダー

図表テンプレート

V26までの図表テンプレートはデフォルトの1種類のみでしたが、V27では図表テンプレートが改良され、グラフに適用するテンプレートの種類が追加されました。複数のテンプレートからの選択が可能となり、「グラフ」メニューまたは「オプション」メニューから図表テンプレートを自由に選択することができます。APA、パステル、印刷物用無彩色などを簡単に指定可能です。

SPSS 27 Base

出力ウィンドウの機能強化

出力機能の追加

テーブルテンプレート / グラフ編集 / エクスポート

出力ウィンドウの機能強化

出力ウィンドウでは、テーブルテンプレートの改良、グラフ編集の簡略化と使いやさの強化、高解像度の出力エクスポート機能が追加されました。

SPSS 27 Base

2つのオプションが基本機能として追加

オプションの統合

Data PreparationとBootstrapping

オプションの統合

データのエラーチェックやクリーニングを効率的に行うための「Data Preparation」オプション、復元抽出サンプリングによる推定を行う「Bootstrapping」オプションの2つが、基本機能としてBaseに統合されました。

SPSS 27 Base

Python3との連携

Python3.8.2

IBM SPSS Statisticsには「拡張ハブ」機能により、SPSS StatisticsとRやPythonなどの外部アプリケーションと連携し、統計手法などの追加が可能です。V27では最新のPython3.8.2が同梱されており、Python 2はセキュリティ上の関係でデフォルトではインストールされません。そのため、古いコードを実行する場合はPython 2のカスタムパスを定義する必要があります。

Amos 27

Amosの機能拡張

Stanとの連携

分析 > ツール > エクスポート先 > Stan

Amosの機能拡張

ベイズ統計は、有意確率(p値)によって有意差を判断する統計的仮説検定とは異なり、事前確率(分布)から事後確率(分布)を求めます。IBM SPSS Amos 27の新機能として、Stanとの連携によりベイズ推定による構造方程式モデリングができるようになりました。「表示」メニュー>「インターフェイスのプロパティ」からStanと連携する設定が可能です。

価格について

このバージョンアップによるソフトウェアの価格に変更はございません。2020年11月12日以降の新規購入は最新バージョン「27.0.1」でご案内させていただいております。新規購入費用についての詳細は、WEBお見積りフォームよりお気軽にお問合せください。

バージョンアップについて

IBM SPSS Statistics または IBM SPSS Amos をご購入済みで、PA(パスポート・アドバンテージ)による保守サービスが有効なお客様は無料でバージョンアップいただけます。弊社よりご購入いただいているお客様へは、順次バージョンアップ手順をご案内させていただいております。保守サービスの有無や期限、保守サービスへの再加入などについては、弊社担当営業またはご購入元の販売代理店にお問合せください。

IBM、IBM logo、ibm.com は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。

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