1クロス集計表の出力方法
2つの質的変数の関係の分析
クロス集計表は、記述統計の手法の1つです。IBM SPSS Statisticsでは、「記述統計」メニューの中にクロス集計表が含まれています。
メニューの選択
- 「分析」>「記述統計」>「クロス集計表」メニューを選択します。

クロス集計の設定
- 「行」に質的変数(この例では、smoke)を移動します。
- 「列」に質的変数(この例では、low)を移動します。
- 「セル」ボタンをクリックします。
- パーセンテージの「行」または「列」を選択します。

行(TargetList)と列のボックスに、それぞれ質的変数(カテゴリ変数)を指定します。行に独立変数、列に従属変数を配置しますが、結果の解釈の読みやすさの観点から逆に配置されることもあります。
セルボタンから、クロス集計表に出力するパーセンテージを設定します。パーセンテージの出力は3種類の指定を行うことができ、それぞれパーセンテージ計算の分母を指定します。基本的な考え方として、行に独立変数(説明変数)、列に従属変数(目的変数)を配置した場合は、行パーセンテージを出力します。
分析の実行
- 「続行」ボタンをクリックします。
- 「OK」ボタンをクリックします。
以上の手順で、クロス集計表が出力されます。クロス集計表ではパーセンテージ(%)の差の解釈を行います。2500g未満(低体重出生)に注目すると、喫煙なしでは25.2%、喫煙ありでは40.5%であり、喫煙あり群のほうが、約15%低体重出生のパーセンテージが高いことが分かります。

このように、クロス集計表はパーセンテージ(%)の差の解釈を行います。このパーセンテージの差が、研究上の重要な差だと考えられる場合は、独立性の検定を実行し、有意な関係性と評価できるかを確認します。
クロス集計表による分析は、標本データに基づく記述統計です。分析結果が有意かどうかを確認するために適用される独立性の検定は、標本から母集団を推測するための推測統計です。
参考文献
- IBM_SPSS_Statistics_Base.pdf
