スタッツギルド

05値ラベルの設定

データ値にラベルを設定しておきましょう

IBM SPSS Statisticsでは、データ値の意味付けの情報として値ラベルを設定することができます。特に、質的変数(名義尺度や順序尺度)のデータをコード番号(数値)で入力する際に、値ラベルを設定しておくと、分析結果やグラフの解釈が容易になり便利です。値ラベルを設定すると、分析結果の表やグラフにおいて、値ラベルが優先的に表示されますが、「オプション」メニューから値(データ値)と値ラベルの表示切替えが可能です。

1値ラベルの設定方法

値ラベルの設定

この例では、smoke(喫煙の有無)に値ラベルを設定します。この変数は、喫煙ありを「1」、喫煙なしを「0」で入力していますので、1に「あり」、0に「なし」というラベルを付けます。値ラベルの設定は、変数ビューから行います。なお、値ラベルは、数値型だけでなく文字型の変数にも設定可能です。

値ラベルのメニュー選択

  1. 「変数 ビュー」タブを開きます。
  2. 「smoke」の「値」のセルをクリックします。
  3. 「...」ボタンをクリックします。
値ラベルのメニュー選択

変数ビューの任意の変数ののセルをクリックすると表示される「...」ボタンをクリックすると、値ラベルの設定画面が表示されます。

値ラベルの設定

  1. 「+」ボタンをクリックします。
  2. 「値」に「0」と入力します。
  3. 「ラベル」に「なし」と入力します。
  4. 「+」ボタンをクリックします。
  5. 「値」に「1」と入力します。
  6. 「ラベル」に「あり」と入力します。
値ラベルの設定選択

smokeに入力されている1は喫煙ありを表しているので、「1」に「あり」という値ラベルを設定しました。また、0は喫煙なしを表しているので、「0」に「なし」という値ラベルを設定しました。このように、値ラベルの設定画面では、と対応するラベルを入力します。

値ラベルの設定

  1. 「OK」ボタンをクリックします。

以上の操作で、smoke(喫煙の有無)に値ラベルが設定されました。

値ラベルの設定されたデータセット

2値ラベルの確認方法

設定した値ラベルの確認

設定した値ラベルの内容は、データビュー出力結果から確認できます。

データビューから確認する方法

  1. 「データ ビュー」タブを開きます。
  2. 「値ラベル」ボタンをクリックします。

データビューでは、値ラベルを切り替えて表示することができます。値ラベルツールボタンをクリックするたびに、値(データ値)と値ラベルが切り替わりますので、見やすい方を表示させておけば良いでしょう。

値ラベルの設定されたデータセット

出力結果から確認する方法

  1. 「分析」>「記述統計」>「度数分布表」メニューを選択します。
  2. 「smoke」を変数ボックスに移動します。
  3. 「OK」ボタンをクリックします。

出力結果をみると、値(0/1)ではなく、値ラベル(なし/あり)が表示されていることが確認できます。値ラベルが設定されていない場合、分析結果やグラフの出力は、0や1などの値によって表示されますので、結果の解釈を容易にするためにも、質的変数には値ラベルを設定しておくとよいでしょう。

値ラベルの設定された出力結果

値ラベルが設定されている変数を分析やグラフ作成に用いると、値ラベルが優先的に出力されます。値と値ラベルの出力の設定は、「編集」>「オプション」メニューを選択して、出力タブを開くと表示される、ラベル中の変数値の表示プルダウンリストから変更できます。

デフォルトはラベルが選択されており「値ラベル」が優先的に出力されます。を選択すると「値(データ値)」が出力されます。また、値とラベルを選択すると「値と値ラベルの両方」が出力されますので、目的に応じて使い分けてください。

参考文献

  1. IBM_SPSS_Statistics_Base.pdf

トレーニング

  1. IBM SPSS Statistics【入門編A】データの読込みと1変量の要約
  2. SPSS QLINIC(クリニック)

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