スタッツギルド

08量的変数の要約

平均値や標準偏差などの記述統計量を出してみましょう

IBM SPSS Statisticsでは、「記述統計」メニューを使用して平均値(mean)や標準偏差(SD)などの記述統計量(要約統計量)による変数の要約ができます。このメニューは、量的変数(スケール)を要約するための機能で、変数を指定するだけで基本的な統計量が自動で出力できます。量的変数の要約では、中心傾向と散らばりの2つの視点が重要です。

1記述統計量の出力方法

量的変数による1変量の要約

量的的変数(スケール)の要約では、記述統計量(要約統計量)を出力します。

メニューの選択

  1. 「分析」>「記述統計」>「記述統計」メニューを選択します。
メニューの選択

記述統計の設定

  1. 「変数」に量的変数(この例では、age)を移動します。
記述統計の設定画面

変数ボックスに指定した変数の記述統計量が出力されます。変数の種類は、名義尺度、順序尺度、スケールのいずれも指定可能ですが、量的変数として扱われます。また、文字型の変数は使用できないため、リストには表示されません。

オプションボタンから、出力する統計量のカスタマイズが可能です。デフォルトの設定は、度数平均値標準偏差最小値最大値が出力されます。

分析の実行

  1. 「OK」ボタンをクリックします。

以上の手順で、記述統計量が出力されます。記述統計量テーブルをみると、「age(母親の年齢)」は平均値が23.26歳、標準偏差が5.306歳であり、また、14歳から45歳の範囲でばらついていることがわかります。

記述統計の結果

このように、量的変数の要約では、中心傾向散らばりの2つの視点で統計量を用いて解釈します。「記述統計」メニューではグラフは作成できないため、量的変数を視覚化する場合は、別途、「グラフ」メニューからヒストグラムを作成してください。また、統計量を出力する他の方法として、「度数分布表」や「探索的」メニュー、「記述統計を実行」ボタンなどがあります。

順序尺度は、原則として平均値や標準偏差を使用することは適切ではありません。しかし、等間隔とみなすことができる場合は、スケールとして扱い、平均値や標準偏差を利用することもできます。例えば、アンケート評価のような変数で、5段階以上の尺度がある場合は、便宜上等間隔とみなして統計処理を行うケースが多いです。

参考文献

  1. IBM_SPSS_Statistics_Base.pdf

トレーニング

  1. IBM SPSS Statistics【入門編A】データの読込みと1変量の要約
  2. SPSS QLINIC(クリニック)

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